3.繊維素材の各種加工(その2)  
   
 
掲載日時:2009年07月15日
 
 

快適性を追求した各種の加工法が多数開発されています。最近では快適性だけでなく健康、衛生、安全性等も考えられ、注目されています。主な加工法を紹介します。


- 形態安定加工 -

主に綿、麻製品及び綿、麻のポリエステル混紡品を液体アンモニアで処理し、樹脂で処理する加工です。それにより布はしわになりにくく、縮みにくくなります。洗濯後ノーアイロンで着られるシャツで有名になりました。最近では紳士用の背広やポロシャツ等にも加工が施してあるものもあります。


- 吸水吸汗加工 -

吸水性の低い合成繊維製品にいろいろな方法で吸水性を与える加工です。加工としては、繊維に多数の微小な穴を開け、その部分に水分をためこむようにしたものや、非常に細い繊維に深い切り込みをいれ毛細管現象を利用したもの、また、糸の構造を変え、さやの部分に吸水性のよい繊維を使い、芯の部分に水分の移動性を与えた二層構造糸としたもの等があります。


- 透湿防水加工 -

身体から出る水蒸気を衣服内部から外へだし、しかも外からの水滴は衣服内部に通さない機能を持たせる加工です。加工としては、非常に細かい繊維を使った糸で高密度に織ったものや、極微の穴を多数あけた脂肪膜を布の表面にコーティングしたもの等があります。


- 帯電防止加工 -

合成繊維等、静電気を帯びやすいものを帯電しにくくする加工です。加工としては、親水性を持つ物質を混合して水分を含みやすくしたものや、繊維表面に導電性成分の膜をコーティングしたもの等があります。

 
   




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