2.繊維素材の各種加工(その1)  
   
 
掲載日時:2009年07月15日
 
 

快適性を追求した各種の加工法が多数開発されています。最近では快適性だけでなく健康、衛生、安全性等も考えられ、注目されています。主な加工法を紹介します。


- 抗菌防臭加工 -

繊維上の菌の増殖を抑制し防臭効果を出す加工です。加工としては、主に細菌の増殖をおさえる薬剤を繊維に固着したものがあります。最近では病院内感染を防止するものも開発されています。


- 消臭加工 -

繊維に消臭性の物質を固着され、生活環境で発生する悪臭を臭わない物質に変えるタイプの加工 と、悪臭を吸着できる物質を繊維に固着させる加工とがあります。最近ではタバコのにおいを消すタイプのもや、消臭と抗菌効果の両方をあわせ持ったものもあります。


- 防ダニ加工 -

繊維を薬剤処理して殺ダニ、ダニの増殖抑制、ダニの忌避等の効果を持たせる加工です。主に、カーペット等のインテリア製品に用いられています。 そのほか、極細の繊維を用いて高密度に織り、繊維のすき間をダニより小さくしてダニが通過できないようにしたものもあります。


- 紫外線カット加工 -

紫外線を吸収するタイプと反射や遮断をするタイプ加工があります。前者は紫外線吸収剤を繊維の表面にコーティングしたものですが薬品の安全性や耐洗濯性等に問題があります。後者は特殊な微粒子を合成繊維に練り込んだものです。


- 芳香加工 -

香り成分をマイクロカプセルに閉じこめて繊維に付着させる加工です。着用時の摩擦によりマイクロカプセルが壊れて、香りが徐々に出るしくみになっていますが、洗濯を繰り返すと香りが薄くなっています。最近では繊維の中心部に香科を練り込んだタイプものもあり、いろいろな効果も期待されています。

 
   




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